国立西洋美術館の美術トークに参加してみた

2016年9月東京遠足。

江戸東京博物館を急ぎ足で後にしたワタクシ。
だって、30分で上野の国立西洋美術館に行かないといけませんの。

国立西洋美術館も一度訪れていますが、その時は「カラバッジオ展」を見る時間しかなかったので、今回は常設展を鑑賞しよう、更に日曜日に開催されている美術トークに参加しよう、と決めてたんです。

美術トークとは、常設展示の中から4〜5作品をボランティアの方が解説してくださるイベントでして、第1・第3・第5土曜日および毎週日曜日の午後1時から行われます。


国立西洋美術館 - 1 (1)

予約の必要はなく、当日1時までにこの柱のあたりに集合すればOKです。
この時の参加人数は二十人ぐらいだったかな。
実は黒板の案内板もあったのですが、撮り忘れちゃいました。


国立西洋美術館 - 1 (15)   国立西洋美術館 - 1 (16)

そうそう。

前回ここを訪れた日に、ユネスコ世界文化遺産に登録されるニュースが出たんですよね。
そんなに有名な建物だとは全然知りませんでした。
美術トークだけでなく建物ツアーもあります、が、こちらは事前申し込みが必要な上、現在はなかなか予約が取れない状況だそうですよ。


さて。

この日解説してくださったのは確か5作品だったと思うのですが、写真を撮っているのは、

国立西洋美術館 - 1 (3) 国立西洋美術館 - 1 (5)

国立西洋美術館 - 1 (8)   国立西洋美術館 - 1 (13)

この4枚でした。

一番印象に残っているのは上段右、女性画家によるギリシャ神話を基にした一枚「戦場から逃げ出したパリスを責めるヘクトール」です。
パリスのために始めた戦争なのに当の本人が戦場から逃げ出しちゃったので兄のヘクトールが戦場に戻るように怒っている場面だそう。

ギリシャ神話って神様のお話なのに、人間以上に生々しいっていうか本能のままの登場人物だらけですよね。
全能の神ゼウスだって、しょっちゅう他の奥さんや恋人にちょっかい出したり強奪したりしちゃいますもん。

このパリスはですねぇ、大きくはしょって言いますと、三人の女神の中で誰が一番美しいかを決める役目を仰せつかり、二人から「地上の権力を与える」「必ずあらゆる戦いで勝たしてあげる」とか言われるのですが、彼は「人間界で1番美しい女性を与える」と言った美の女神アフロディーテを選んじゃうんですの。

パリスは約束通り世界一の美女ヘレネを手に入れるんですけど、なんと、彼女は人妻だったんですねぇ。

そりゃ、もめない訳ないですわ。

で、これが発端となりトロイア戦争が起こったんですって。
そんな原因であんな大きな戦争になっちゃうっていうのも、びっくりですけど。

なのに、パリスったら戦場から逃げ帰っちゃってるんです。
絵の中で中央左の白い服の女性がヘレネらしいですが、この絵だとパリスの心配をしている(パリスが嫌いではない)みたいですね。
小学校の頃読んだような気もしますが、全然覚えてないので想像ですが。

美術トークが終わった後に他の絵を鑑賞してましたら、三人の女神に美の証・金のリンゴを与える「パリスの審判」を描いた絵がありまして、これかぁと見てましたの。
そうしましたら、たまたま横にいた女子高生らしき二人組が「パリスの審判ってなんなんだろう」と話してまして、おばちゃんたら我慢できずに、さっき聞いたばかりの話をお教えしちゃいました。
素直な女の子ちゃん達は「へぇ、そうなんですね」と拙い説明に頷いてくれましたが「あ、それがトロイア戦争の発端なんだ」と言っていたので、知識0ではない模様でした。

てか、私より知っているのかも。
やっぱり、西洋画を楽しむためにはある程度の知識が必要ですわ。



他に日本人が好きな印象派も結構あり、とても一度では堪能しきれません。

それにしても、日曜ではありましたが常設展でも結構な人出でした。
やっぱり都会は文化度が高いんですねぇ。

私など、

国立西洋美術館 - 1 (7)   国立西洋美術館 - 1 (6)

この絵を見て「あらん、チェルチェルランドから来たりゅうちぇるがいるわ」などと思う凡人です。
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