上野 国立西洋美術館・カラヴァッジョ展

2016年5月東京旅。

この旅の目的の一つ、上野公園内国立西洋美術館で催されている「カラヴァッジョ展」です。
旅のブログは時間軸に沿って書くのが私の基本ですが、これは開催中の内に先に書いておこうと思いまして。


旅の二日目にして最終日。
小雨の降る中を開館20分前に上野公園に着きましたら、私の予想をはるかに超える傘の波が続々と園内へ吸い込まれていっています。
前日が休館日とはいえ、お天気悪いし、日本人にはそれほどメジャーな画家じゃないし、と高を括っていたのですけど、やっぱ都会は桁が違う!


カラヴァッジョ展 - 1 (1)   カラヴァッジョ展 - 1 (2)

当然、西洋美術館の前は長蛇の列です。
尤もこれは、開館前だったからとも言えるのですけど。

ところがですねぇ。
後でわかったのですが、実はあの傘の集団の5分の4ぐらいはもう一つの美術館、東京都立美術館で催されている「若冲展」に向かっていたんですねぇ。
その後にお昼ご飯を食べたお店で、この日は240分待ちだったので諦めた・・・と話す方がいらっしゃいました。
240分って4時間待ちかよ〜とびっくりしたのですが、な・なんと先週末は320分待ちだった、とか。
黄金週間のディズニーランドもびっくり、ですわ。

いやぁ、それに比べたらこちらなんて、せいぜい30分待ちぐらいじゃないかしら。
こっちに行きたかったのですから後悔はないですが、そんなに人気な特別展が同じ場所で行われていたと知っていたら、ちょっと考えたかもしれませんわ〜。

ちなみに、同じ時期に六本木の国立新美術館では日本人に人気の「ルノワール展」も催されています。
こちらは期間がけっこう長い(8月22日まで)ですので、今ならそんなに混んでないかもしれませんよ。


カラヴァッジョ展 - 1

そうそう。
この国立西洋美術館は、ユネスコの世界文化遺産に認定されるそうですね。
そうと知っていたら建物自体ももう少しじっくり鑑賞したのですけど、全く目がいきませんでしたわ。


いつものごとくイントロ長くて、すみません。
本題のカラヴァッジョ展に移ります。

オーディオガイドを借りて、2時間ほどカラヴァッジョの世界を堪能いたしました。

びっくりしたのは、


カラヴァッジョ展 - 1 (3)

「世界で最初で最高の」と言われるほど繊細な静物画を描く彼の私生活が、かな〜りワイルドだったこと。

パトロンには恵まれ金銭的にはさほど苦労しなかったみたいですけど、喧嘩や争い事が絶えず、何度も警察に捕まり、とうとう殺人まで犯し、3年間イタリア各地を逃げ回り、最後は熱病にかかって亡くなったそうです。


カラヴァッジョ展 - 1 (5)

カラヴッジョ像を見ても、確かに気が荒そうなお顔立ちですわ。

でも、描く絵は力強さもありつつ、細やか。
その後の絵画の方向を導く題材の選び方や構図、見たままを正確に描く写実主義、光の使い方など、バロック絵画時代への先導者です。


カラヴァッジョ展 - 1 (4)

絵はがきを買った2点の絵は、わりと初期の作品ですので人物の描き方は発展途上かなぁ?と思いますけど静物描写は見事の一言です。
そしてそれを美化することなく、見たまま正確に描かれています。
上の写真「バッカス」の洋梨(桃?)なんて腐りかけてますから。



先に書いたように若冲展より人出は少ないとは思いますが、それでも館内は絵に集中しているとすぐに人と接触してしまうぐらいには混んでました。
できれば、も少しゆったりとした空間で鑑賞したかったなぁ。

遠くヨーロッパやアメリカに行かなくてもこれだけの点数を見られたのですから、そんな贅沢を言ってはいけないかな?
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

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